アート
旅先では美術館を何件か回ってきました。
なかでも エミール・ガレのガラス工芸品。
娘が見たがっていた「ひとよだけ」のランプが北沢美術館にあるということで、
寄ってみました。
そこで 出あった「蘭文花器」
前面は咲き誇った蘭
背面は朽ち果て枯れてしまった様を模しています。
この作品は彼が白血病を発病した頃の作品で、
生と死を意識した作品だそうです。
今でこそ、枯れた花を写真に写したり・描いたりしますが、
1900年ごろに、ソレ は珍しかったに違いありません。
アーティストの心のうちを表す作品に、
改めて感動いたしました。
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